どうも!
フルトーンの青木葉です!
@fulltone_detail
今回は千葉県松戸市のF様よりお預かりしました、ポルシェ986ボクスターのディテイリングを施工させていただきました!
ヘッドライトリペア
ヘッドライトの黄ばみ(劣化)が気になるということでしたのでヘッドライトリペアのオプションを付けさせていただきました。
一見すると「綺麗じゃない?」と思えますが、よーく見てみると…
新車時のハードコートが劣化してひび割れのようになっていますね。
表面が荒れているので、艶感がなく離れて見るとくすんだように見えるのです。
紙やすり(厳密に言うと紙やすりではなく鈑金用のやすり)で地道に劣化したハードコートを除去していきます。
国産車のようにバリバリと剥がれてしまっていれば簡単なのですが、輸入車のハードコートは除去が非常に大変です…
ハードコートが剥がれたのを確認したら、やすりの番手を上げていきます。
ちなみにハードコートを剥がす際には300番台のやすりを使用しました。
やすりから、バフとコンパウンドに切り替えて少しづつ光沢をあげていきます。
ツヤツヤに仕上がりました^^
フォーム洗車
ヘッドライトのリペアは粉塵がものすごく舞うので洗車の前に施工しました。
そんでもってお馴染みの「あわあわフォーム洗車」
乾燥してしまった汚れを水圧だけで除去するには、泡をつけて汚れをふやかす必要があります。
洗車方法ひとつとっても、いろいろと賛否両論ありますが今のところ僕はこの施工方法が気に入ってます。
※スポンジで洗車を始める前に泡と水圧で可能な限りの汚れを除去しなくてはなりません。
ボディについた砂埃を引きずって洗車傷を入れてしまう原因になるためです。
ホイール、足回り洗浄
ホイール両面、足回りを洗浄していきます。
さすがに20年前の車ですので、裏面の汚れの固着がすごかったですが、なんとかここまで洗浄することができました^^
センターキャップの水垢スケール汚れもスッキリ
ホイールボルトもくすんでいたのでリフレッシュ!
サーキットを走られるということで足回りも結構な汚れでしたが、スッキリ^^
細部洗浄
通常の洗車では除去できない汚れ、特に細部の汚れを探して綺麗にしていきます。
ドアのゴムモールについた汚れも
キーシリンダーの隙間の汚れも
サイドのエアインテークの汚れも
というような感じで「汚れてる場所はないかなぁ〜?」
と車のまわりをグルグルと歩き回っては綺麗にして、探しては綺麗にして、と繰り返します。
磨き作業に入ってからでも、汚れを見つけてしまったら一旦洗浄に戻ります。笑
マフラークリーニング
マフラーが汚れていたので綺麗にしたのですが、作業中の写真を撮り忘れてしまいました…^^;
納車時にF様と写真を確認していたら「あ、マフラーの写真を撮り忘れちゃいました….」
ということでiPhoneでパシャり。笑
研磨作業
さて、いよいよ磨き作業です。
洗車傷は比較的少なかったのですが、ボディ表面が荒れていて光沢を失っていました。
ですので、あれた表面の凹凸を均一化するイメージで研磨していきます。
マスキングテープ下のスポットライトを見ていただければ、おわかりになると思います。
スポットライトの輪郭がくっきりとし、濡れたような質感になりました。
ドアパネルで見て見ると、傷が取れてるのはもちろん、塗装表面が滑らかになってますね^^
個人的にテールランプを磨くのが好きで、傷が取れてツヤツヤになるとなんだかリンゴ飴の様でわくわくします^^
Aピラーから続くフロントガラス上部は径の小さなポリッシャーで磨きます。
ちなみにとってもお気に入りでアメリカから輸入したポリッシャーです^^
仕上げにはKAMIKAZE COLLECTIONのINFINITY WAXを施工。
53.7%ものカルナバと、46.3%のガラスコーティングから作られているハイブリッドタイプのワックスです。
施工直後の抜群の艶と、経過がナチュラルな雰囲気がお気に入りで、ついついおすすめしちゃいます。
ちなみに、ホイールにはSTANCE RIM COATを施工しました。
完成
というわけで、約1週間におよぶディテイリング作業が終了いたしました。
記事に書くと簡単なんですが、実際には地道な作業を延々と続けています。笑
では、完成写真をどうぞ!
以上、ポルシェ986ボクスターのディテイリングでした!
この度はご用命いただきまして誠にありがとうございました^^
【フルトーンコース】
細部洗浄
ホイール両面、足回りコーティング
欧州車ヘッドライトリペア
フルトーンスペシャル研磨
KAMIKAZE COLLECTION INFINITY WAXコーティング