Fulltone Car Detailingの施工者である私についての紹介をします。
中古車販売店での磨き業務
そもそもは、実家が経営する中古車販売店の一環として入庫した車両を磨いておりました。
とはいっても、ディテイリングと呼ぶには程遠く、研磨についての知識も乏しいものでした。
シングルアクションのポリッシャーで、マッチングなんてものも良くわからず、艶を出すイメージで研磨しておりました。
屋外の作業でしたので、もちろん照明をあてながら…という現在のスタイルとは全く異なります。
仕上げにはシュアラスターのワックスをぬりぬり…
中古車販売店の磨きなんてそんなもんです。
(最近ではプロディテイラー顔負けのスタッフを雇用している販売店も多いようです)
店舗の改革とともにディテイリングに目覚める
2016年12月
中古車販売の車両ラインナップを高級セダンや輸入車に変更したタイミングで、自分の研磨作業に疑問を感じました。
もともと、オーロラ(シングルアクション特有の研磨傷)が気になってはいましたが、これではダメでしょうとディテイリングの世界に足を踏み入れました。
はっきり言ってディテイラーとしては新参者です。
ディテイリングに関する知識は皆無でしたので、かなりフラットな状態で様々な情報を集めました。
「A社とB社で言っていることが全然違う」ということも多いですし、派閥みたいなものもあるなぁと感じます。
何が本当で、何が誤魔化しなのか、新米には判断しかねる状態でした。
PROVIDE社のトレーニング
2017年1月
PROVIDE社のトレーニングを受講しました。
どこどこのトレーニングを受講。というようなことをわざわざ書いている人も業界では珍しいと思いますが、あえて書きます。笑
なぜPROVIDE社のトレーニングを受講したのかというと
「溜め込んだ情報を確認したい」
「実際のディテイラーの生の作業を見たい」
というものが主です。
新米ディテイラーにも関わらず、とてもわかりやすく色々なことを教えていただきました。
スクラッチに対する目の良さと、的確な疑問を褒めていただいたのを覚えております。
PROVIDE社の提唱するスタイルと、現在の私のスタイルはかなり変わってしまいましたが、代表の角田さんは今でも心の師匠と思っております。
ディテイリングブース設営
2017年3月
自分の成長する技術に対して、設備的に限界を感じ、ディテイリングブースを建てました。
ジャパニーズスタイル(当時はそんなこと知りませんでしたが)のつや消しブラックの内装で、蛍光灯とHIDスポットライトのブースです。
1台しか入庫できませんが、なるべく大きな車両も入るように設計しました(車高の高いアメ車などは厳しいですが)
Kamikaze Collectionとの出会い
日々、納車になる車両を研磨しつつ、ディテイリングの情報にはアンテナを貼ってました。
そこで気になったのが、Kamikaze Collection。
日本のブランドのようですが、日本では正規に販売しておらず海外でのビジネスを展開している、という謎のブランド。
いつかはお会いしてみたいと思っていましたが、2017年8月のオートモービルカウンシルというイベントに現れるという情報を得て、アポなしで突撃。
「御社の製品を使用してみたい」とお話ししたところ、代表の森田さんは私のことを知っていたようで、トレーニングの運びとなりました。
SNS等で私の仕上げた車両の写真を見ていただけていたのと、業界内で新人だったことが功を奏したかなと思います。
(通常はトレーニングしていただけないようです)
当時、お客様も少なかったですし、施工価格も安めでしたので、認定施工店にはならなくていいという話しから、取扱店トレーニングの受講です。
(FulltoneはKamikaze Collection取扱店です)
PROVIDE社とのトレーニングとは全く異なる内容で、刺激的でした。
自分の未熟さも痛感し、かなりの励みになりました。
SEMA視察、海外ディテイラーとの交流
2017年10月末
Kamikaze Collection森田代表のお誘いで、ラスベガスで開催されるSEMA SHOWへ視察に行きました。
世界中のカスタムカーが集まってますが、目的はそこではなく、ディテイリング関連のブースをひたすら見て回り、世界のスタンダードを目の当たりにしました。
そこで日本のディテイリングがいかに独特なものであったのかを知りました。
SEMA以外にもアメリカや香港のディテイラーたちとの交流から、知識や情報を得て、帰国。
ディテイリングについての考え方を改めさせられました。
Fulltone Car Detailingとしての独立
2018年1月
私が所属していたCHALLENGE AUTO(中古車販売)から独立することになりました。
(まだ手続きなどは終わってませんが、事実上は独立しております)
もちろんCHALLENGE AUTOの売約車両のディテイリングはこれまで通りに行いますが、それ以外のお客様にもディテイリングを提供していきたいと思っております。
東京オートサロン出展車両のディテイリング
2018年1月
先日も記事にしましたが、東京オートサロン2018の出展車両のディテイリングを施工しました。
いろいろなご縁から頂いた話しでしたが、振り返ってみるとオートサロンに関わらず、全てが人と人との繋がりだなぁと痛感します。
そのときの記事はこちら
東京オートサロン2018の出展車両のディテイリング
随時追加します
このような様々な経験から、私独自のディテイリングという価値を提供していけるように日々精進して参りたいと思います。
また、何かありましたら、随時追記していこうと思います。