Full Detailing
キズが気になるので磨いて欲しい…
ということでご用命いただきました。
全体的にスクラッチは多めですが、問題ありません。
それよりも気になるのはサイドの深いスクラッチ。
今回はFull Detailingコースでのご依頼ですので、ディープスクラッチも除去していきます。
また、オプションのウインドウガラスコートもご依頼頂きました。
洗浄
基本洗車、水垢除去と施工していきます。
濃色系の車両の場合、水垢がシミになることが多く、シミになってしまうと洗浄だけではキレイになりません。
その後、鉄粉やピッチタールなど付着物除去をします。
エンブレムやグリルなどの細部も丁寧に洗浄。
ドア開口部などの洗浄も行います。
ウインドウガラスコーティング
ウインドウ全体に、びっしりとウロコが付着しております。
ここまでくるとDIYでの除去は厳しいかと思います…
ディテイラーによって、化学反応によって除去する方と研磨によって除去する方がいますが、私は研磨派です。
部分的には化学反応も使用しますが、リスクも伴うので十分に注意が必要です。
ウインドウ全体をキレイに仕上げたらコーティングを2層塗りします。
Fulltoneで使用しているウインドウコートは撥水抜群で、ほとんどのお客様が驚かれます。
研磨
屋外でもはっきりと確認できるスクラッチは、鋭角なスクラッチというより、鈍角に入っており塗装自体が凹んでいることが多いです。
その凹みまで磨ききってしまうと、塗膜が薄くなってしまいますので、目立たなくなるように絶妙な塩梅で研磨します。
プロのディテイラーが良く見ない限りはわからない程度です。
全体の90%近くのスクラッチを除去できたかなと思います。(探さないと見つけられません)
コーティング
仕上げには「Tone Tune」を施工させていただきました。
コーティングに関しては特に慎重に施工させていただいております。
というのも、研磨の段階でキレイに仕上がっていても、コーティングの施工が雑だと美観を著しく損なうからです。
最終仕上げこそ丁寧に施工しなければ、洗浄も研磨も台無しになってしまいます。
この度はご用命いただき、ありがとうございました!