どうも!
フルトーンの青木葉です!
@fulltone_detail
今回は東京都のお客様よりお預かりしたメルセデスベンツのW204 Cクラスのディテイリングを施工しました。
フォーム洗車
まずはたくさんの泡で乾いた汚れをふやかして落としやすくします。
このままスポンジで洗車をするわけではなく、この泡は洗い流してしまいます。
洗車傷を増やさないように洗車するには、スポンジを当てる前にできるだけ汚れを洗い流してしまう必要があります。
シャンプー洗車
泡を洗い流したら通常のシャンプー洗車を行います。
シャンプー用とスポンジ濯ぎ用の二つのバケツを用意して洗車していきます。
鉄粉除去
通常の洗車が終わりましたら、トラップねんどにて鉄粉を除去していきます。
目には見えなくてもたくさんの鉄粉が付着しており、研磨やコーティングの際に邪魔になりますので、丁寧に除去していきます。
水垢スケール除去
ボディの水滴を拭き上げたら、水垢を除去していきます。
ぱっと見では水垢の付着はわかりにくいですが、専用の洗剤を塗布すると化学反応により水垢が白く浮き上がります。
ふたたび洗剤を塗布し、浮き上がらなくなったことが確認できたら除去完了です。
細部洗浄
ドアの内側や、細かい箇所など、普段の洗車では汚れを落とせないような場所の洗浄をしていきます。
水垢や油脂汚れなどが頑固に固着しているので、時間をかけて綺麗にしていきます。
ホイール洗浄・コーティング
ホイールを脱着し、両面洗浄していきます。
綺麗になったように見えますが、表面は線傷が多くくすんでしまっていますので、艶出し研磨をしました。
仕上げにはKAMIKAZE COLLECTION STANCE RIM COATを施工。
新品のような質感に仕上がりました。
足回り洗浄
足回りを洗浄する機会はなかなかありませんので、こういったタイミングで綺麗に仕上げることで再び汚れが固着するまでの時間を伸ばします。
ホイールボルトも綺麗にします。
ウインドウウロコ除去・コーティング
ウロコまみれになったウインドウも研磨で綺麗にします。
半分半分で比較してみると全然違いますね。
全ての窓を綺麗にしてから、KAMIKAZE COLLECTION INTENSO WINDOWを施工しました。
サイドミラーの水垢もスッキリ
(サイドミラーはウインドウガラスとは処理方法が異なります。)
ボディ研磨
普段の洗車などで少しづつ増えてしまった洗車傷を除去していきます。
フルトーンコースでは、照明を当てながら95%以上の除去を目指します。
半分研磨した箇所をスポットライトで見てみると…
それを棒状のLEDで見てみると…
一皮剥けた感じがしますね。
実際の研磨量は5μm前後で、深い傷がある場所でも10〜20μm程度まで磨きます。
入り組んだ形状のドアパネルはこのような感じに。
プレスラインのところに深い傷が1本ありますが、照明がうまく当たらないと確認できないほどに仕上げてあります。
ボンネットのような大きな面でビフォーアフターを見せるのは簡単です。
細かいところをどのように処理するかで職人の腕が左右されると思ってます。
エンブレムの周りは洗浄前、洗浄後、研磨後、で比較してみます。
また、形状が独特なテールレンズは、その形状に合うサイズのポリッシャーを使用して仕上げていきます。
ポリッシャーが当たりにくいトランクフードの下部は少し開けて際まできっちりと磨きます。
シミや傷が目立つBピラーもスッキリ仕上げます。
この部分は磨きすぎると下地が出やすいので控えめに。
仕上げ・コーティング
コーティングには、お気に入りのKAMIKAZE COLLECTION INFINITY WAXを施工しました。
「え?ガラスコーティングじゃなくてワックスなの?」
と思う方もいるかと思いますが、ガラスコーティングと樹脂(ワックス)では目的が異なります。
ガラスコーティング=最強、みたいな謳い方をする業者もいますが、長い目で見た時にガラスと樹脂で差が大きく出る場合があり、私はそれぞれのメリットデメリットを踏まえて施工しています。
マフラーもくすんでいたので磨きました。
完成
1週間におよぶディテイリング施工が完了致しました。
新車のような雰囲気に戻りました^^
完成した時の高揚感がたまりません…
私、納車時には笑顔が止まりません。笑
そして納車すると寂しい気持ちに…笑
というわけで、この度はご用命いただきまして誠にありがとうございました!