【ポルシェ / 986ボクスター】ディテイリング施工しました

どうも!
フルトーンの青木葉です!
@fulltone_detail

今回は、神奈川県のY様よりお預かりした986ボクスターのディテイリングを施工しました!

フォーム洗車

まずは、たくさんの泡をかけて汚れを浮かせます。
この一手間を加えるだけで乾燥してしまった汚れなどがふやけて優しく洗車を進めることができます。


泡をかけて数分置いてから高圧洗浄機で泡をすすぎます。
浮かせた状態でスポンジで洗車を始めてしまうのはナンセンスです。

シャンプー洗車

泡を一通りすすいだら、シャンプー用のバケツと、すすぎ用のバケツを用意して、シャンプー洗車を行います。

シャンプー洗車をする際のポイントは、スポンジのすすぎです。
砂埃がついたスポンジを定期的にすすぎながら作業することで、洗車傷を付きにくくすることができます。

鉄粉除去

ツルツルで綺麗なクルマでも鉄粉は物理的に刺さってしまいます。
鉄粉が刺さったまま磨いても表面がザラっとしてしまいますので、トラップ粘土による鉄粉除去が必要です。

DIYで洗車の延長でトラップ粘土で鉄粉除去をする方もいますが、トラップ粘土はボディに薄い傷をたくさん付けてしまいますので、ボディを磨かないのであればやめておいた方がいいです。

水垢スケール除去

ボディ表面には目には見えてなくとも水垢がたくさん付着している場合がほとんどです。
見えない水垢はボディを濡らしたり、洗車で表面をスポンジで触った時に確認できます。

磨く際に水垢は邪魔になりますので、しっかりと除去しておきます。

※写真を撮り忘れました^^;

開口部洗浄

ドアの内側や、給油口など、普段の洗車で手入れできない部分の固着した汚れを除去します。
こういった場所が綺麗になると、新車のような雰囲気が増しますね^^





細部洗浄

通常の洗車では落とせない頑固な汚れってありますよね。
あれは水垢が少しづつ蓄積して黒ずみになっていくのです。
箇所によっては水垢ではなく油脂汚れの蓄積のパターンもございます。
そんな細部に固着してしまった汚れを専用の洗浄剤で丁寧に除去していきます。






ホイール、足回り洗浄

ホイールや足回りを徹底的に洗うタイミングはなかなかありませんので、一度リセットする感覚で綺麗に洗浄していきます。
20年近くの汚れが蓄積していますので、そう簡単には綺麗になりません。

ホイール裏側

まずは、ホイールの裏側から洗浄していきます。

この状態から鉄粉除去の洗浄剤でブレーキダストを化学的に除去していきます。
洗浄剤は透明ですが、鉄粉に反応することで赤紫になります。

そこからシャンプーで洗うとかなり綺麗になったように見えますが、結構汚れが残ってます。

古いバランスウエイトの両面テープが残っていますので、地道に剥がします。


両面テープを剥がしたら、その他の固着した汚れを地道に落として…


こんな感じに仕上がりました。

ホイール表側

続いては表側を綺麗にしていきます。
一見すると綺麗に見えますが、鉄粉除去材をかけると…


うっすらですが赤紫色になってますね。
細かい形状ですので、汚れが蓄積しておりました。


この部分は綺麗になりましたが、箇所によっては変色のようになってスッキリ仕上がらない部分もありました。

表面がくすんでいたので、ポリッシャーで磨いて艶出ししました。



ホイールボルトとセンターキャップ

地味な部分ではありますが、ホイールボルトもこんなに汚れています。
作業も地味ですが、たかがボルトされどボルトです。
ホイールを装着した時の美しさが変わりますので大事なところです。

センターキャップのエンブレムは劣化しており、オーナー様は新品の物を用意しており「交換しておいてください」とのことだったのですが、磨いたら綺麗になりました。

足回り洗浄

足回りは常に過酷な状況にあるため、たくさんの汚れが蓄積しています。
地道に洗浄して、仕上げには艶出しコーティングを施工します。

人目に触れる場所ではありませんが、インナーフェンダーにしっとりと艶があることで新車のような雰囲気に見えます。




磨き

ぱっと見だと元々綺麗に見えていましたが、実際には塗装表面が酸化しており、また洗車傷によって光の反射が鈍くなっていました。

半分だけ磨いてみるとこんな感じです。

電球色のスポットライトの周りには洗車傷が見えますね。
白い蛍光灯のような照明を見てみると、右側の未施工の部分は表面に凹凸があり、左側の施工後の部分ではその凹凸が滑らかに均一化されているのがわかりますでしょうか?

これにより映り込みが以前よりはっきりして光沢が増します。

ちなみに、磨き前後の塗装の厚さは磨き前で124μm(平均121μm)
磨き後で120μm(平均118μm)


光沢値に関しては、磨き前で84、磨き後で90となりました。


研磨作業は、残りの塗装の暑さと、傷をどこまで消すかのせめぎ合いで、考え方はディテイラーによりけりだと思います。
私の場合は、洗車傷の入り方によりますが9割除去くらいを目指します。
深めの傷は追いすぎると無闇に膜厚を犠牲にしてしまうからです。
(あまり目立つ傷は目立たなく処理します)

ドアパネルの磨き


テールレンズの磨き


サイドのインテークなど細かい箇所には相応の小さなポリッシャーで磨きます。

コーティング

ボディが磨き終わったらコーティングを施工します。
僕が好きでよくオススメするカルナバワックスとガラスコーティングのハイブリッドコーティング(ワックス)を施工。
KAMIKAZE COLLECTION INFINITY WAXというものです。
ナチュラルな艶感とその後のケアが容易で、個人的にすごく丁度良くて大好きなものです。


未塗装樹脂パーツも、下地処理をしてから専用のコーティングを施工します。
←未施工 施工済み→

ウインドウガラスも、ウロコを除去してから(写真撮り忘れ)撥水コーティングを施工。

ホイールにもKAMIKAZE COLLECTIONのSTANCE RIM COATを施工。

完成

というわけで1週間におよぶ施工が終了しました。
完成写真をどうぞ。











最後に私のボクスターと2ショットでパシャり。

この度はご用命いただきましてありがとうございました^^
またツーリングに行きましょうね!

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